大学生麻雀雑記

麻雀好きな大学生が色々と書いていきます

雀荘でのマナ悪おじさんたち

 

秋服

 最近めっきり涼しくなってきた、そろそろ半袖だけでは寒いかなと秋服を買いに出かけた。行先はRAGEBLUE、若者御用達のそこそこ安いアパレルショップだ。まあ安いと言ってもきちんとしたシャツでも買えば7~8000円はするのだが、これは点5で打ってそこそこ負けた時くらいだ。「昨日負けなければあのシャツも買えた......」と悔やみ、セール中の安い柄シャツを買って店を出た。

雀荘のマナー

 さて自分の通う大学はまだ夏休み、さすがに終盤ということもあり暇な日が続く。したがって雀荘に行く頻度も増える。すると色んな客に出会うので、必然的にマナーの悪い客にあう頻度も増える......。今回はそんな「マナ悪おじさん」たちを紹介しよう。

 

スーパー強打おじさん

 わかりやすいマナー違反といえば「強打」、スパーンと牌を卓上に叩きつける。やってる本人は気持ちがいいかもしれないが、同卓した人からすると威圧されているようで居心地の悪いことこの上無い。自分もたまに意図せずして強打になってしまうことがあるので強くは言えないが、以前なかなか筋金入りの強打おじさんを発見した。

 普通強打と言えば、気合の入ったリーチの時だったり、気持ちよくツモれた時(通称引きヅモ)に発生してしまいがちだ。しかしおじさんAは違う、常時MAX打牌だ。その雀荘では下のような、中心部がパカっと開いて牌を落とす構造の自動卓を使っているのだが、打牌が強すぎて「捨て牌が下に落ちるんじゃねえの?」というくらいパワフルに牌を叩きつける。

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 第一捨て牌からMAX、危険牌を通すときにもMAX、安牌を捨てる時にもMAX。牌か卓に恨みでもあるのか。

 結構マナーが緩い感じの雀荘ではあるが、さすがにメンバーが苦言を呈する。すまんすまんと謝り力を緩めたは良いが、経過時間に比例するがごとく打牌はどんどん強くなっていく。このおじさんAは雀鬼シリーズの見過ぎでは!?

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 結局店長に強めに注意されラス半をかけて帰るまで、パシーンパシーンという威勢のいい音は雀荘にこだましていたのである。

サイレント発声おじさん

 サイレントなのに発声とはこれいかに。麻雀を打つ時は通常、明瞭な発声が求められる。ポンとロンなどはややこしいし、リーチ発声などもきちんとしないと周りがそれと気づかず、副露判断が変わってしまうこともある。

 しかしこのおじさんB、ポンだろうがチーだろうがリーチ果てはロンまで絶対に声を出さない。副露ならば牌を二枚無言で倒し、リーチならば無言で牌を曲げる。

 なお腹が立つのがリーチしてのロンの時で、当たり牌が出たとみると先に裏ドラをめくる。それからゆっくりと倒牌し、か細い声で「3900......」などと言う。

 メンバーが注意してもほとんど変わらず、発声するにしても蚊の鳴くような声。しゃべることが苦手な人なのかな、それでも発声はちゃんとしてもらわないと......。

 ある局でおじさんBは牌を横に曲げ、ついに口を開いた。

「アイスコーヒーアリアリ!」

声出るじゃねえか。

 

点数計算しないおじさん

 雀荘に行きづらい理由の一つに、「点数計算が苦手」なことが挙げられる。しかしこれは心配ご無用、苦手なので点数申告を間違えるかもと言っておけば、同卓者やメンバーが快く教えてくれる。無論謙虚な態度が必要だが。さて、点数計算が「できない」のと「しない」の間には大きな差がある。

 おじさんCは点数計算を「しない」人間である。ある局、リーチして3飜くらいの手をツモり上げた。

おっさんC「いやー序盤にほら、2萬3萬の両面しくってんけどな、何とかアガれたわ~」

メンバー「すごいですねー......」

おっさんC「せやろ!ええツモやわ~......。で、これ何点?

お前が言うんだよ。

人の話を聞かないおじさん

 明瞭に副露や自分の点数などを発声するのは大切だが、同じく相手の発声も注意して聞く必要がある。支払う点棒の数を聞き返すのも二度手間だし、ゲーム進行を遅らせてしまう。しかしながらメンタルの強いおじさんD、支払いよりも講評に力を注ぐ。

自分「ツモ、1300-2600です。」

おじさんD「あかんツモられたか~やっぱ1-4ピンやったわほら~。」

 自分「すみません、1300点です。」

おじさんD「見てみこれ!張ってたのに4ピン来て泣く泣く降りたんやわ~せっかく降りたのにツモられたらあかんわ~......。で、これ何点?

1300だよ。

マナ悪とは

 雀荘によっては「強打・引きヅモ禁止」「発声は明確に」などマナーが明記されているところもある。しかし、書いていないからしてもいいという理屈はない。理由は以下の記事にも書いた通りである。

mjplayer.hatenablog.com

 気心の知れた仲間内のセットならば、(強打は勘弁してほしいが)ある程度の緩さはあってもそれほどおかしくはないだろう。友達と和気あいあいとした雰囲気で打つのであれば、(自分は言わないが)ロンの代わりに「それ!」と言われても別に思う所は無い。

 しかしフリーは、基本的に知らない人と打つ場所である。何も、マナーをありがたがって遵守しろと言っているわけではない。他人と打つ際、知らない人の気分を害さないような最低限の打ち方をしてほしいだけだ。自分は楽しく麻雀が打ちたい。自分のマナーが完璧という訳ではもちろんないが、皆が麻雀を楽しめるよう、麻雀を打つ人のマナーが等しく向上することを願う。