大学生麻雀雑記

麻雀好きな大学生が色々と書いていきます

盲牌について【意味とその是非】

「盲牌ができます」 ......そんな人は最近あまり見かけない。自分の知り合いでもできる人はほんの一握りだし、共通していることは「親と麻雀を打っていた」ことである。すなわち、盲牌をする文化がある所で麻雀を覚え、かつ小さいときからの経験があるという…

禁麻中でも麻雀が打ちたい!

久しぶりの特上卓、最近東風のレベルが相当に高いと聞くので尻込みし、東南戦に予約を入れる。周りは自分よりも少しレートが高い、勝てばオイシイ......と思いながら打つもあっさりラスを引く。喰い仕掛けを入れたところ、親のダマ12000に振り込んでしまった…

近代麻雀2019年12月号

近代麻雀12月号が発売された。今回の見どころについて書いていこうと思う。押し引きの基本戦術 表紙をめくるといつも通りの戦術コラム。今回は「押し引き」に標準を当てた解説だ。非常に簡易化すると、相手のリーチ時にこちらが聴牌であれば押し、2シャンテ…

雀荘と法律【雀荘での麻雀は違法か?】

// 雀荘 昭和の全盛期から数は減ったと言えども、世間には至る所に雀荘がある。そして、ほとんどの雀荘では店によって異なる「レート」をのせて遊ぶ。しかし、ここで単純な疑問がわいてくる、「雀荘は法律的に大丈夫なのか?」 風営法 そもそも、雀荘は法律…

麻雀における「流れ」についての考察

「一発ツモ!流れよし!」「3面張アガれず、流れ悪い......。」 麻雀愛好家には、麻雀中にこんな感想を持ったことが幾度となくあるだろう。「流れ」そのものを信じていようがいまいが、そんな気持ちになる。麻雀漫画を読んでいても、たいていの漫画には「流…

「関西三麻」は最高【簡単なルール解説】

先日「関西三麻」を人生で初めて打った。関西三麻とは、「東天紅」のような関東麻雀とは異なる。半荘単位のゲームで、ツモ時の特殊な計算や沈みウマの存在などが特徴として存在する。さて、肝心のルールである。三麻というのは関東でも関西でも如何せんロー…

全自動卓でも出来てしまうイカサマ

そもそも全自動卓は、洗牌や山積みの手間を省くために開発されたものであるが、「山を自動で積む」そのこと自体が積み込みなどのイカサマを封じる結果となった。昔のそれほど製品の質が良くなかった時代では、牌が明らかに偏って積まれることが多々あり、広…

麻雀と時間【一局清算か東・東南か】

雀荘からすれば、客は長く打ってくれるほどいい。それだけ場代を多く取れるからだ。また、場代は基本半荘または東風単位で徴収するため、1ゲーム当たりにかかる時間が短ければ短いほど儲かる。そのため、ほとんどの雀荘ではアガリ連荘を採用しているし、6000…

【体験】アリス麻雀を打ってみた

かくしてアリス麻雀は始まった。「門前でアガればアリス発生」としたので、皆かなり門前を意識して打っていた。東1局、南家の友人Aからリーチがかかる。(ついに来たか......!)と自分も含め皆ガードが固くなる。結果はワンチャンスの9索で友人Bから3900点…

麻雀の「祝儀」について

まず、麻雀における祝儀とは何か。簡単に言えば、オーラス終了時の清算以外でのチップのやり取りのことである。基本的にフリーのある雀荘では何らかの形で祝儀ルールが採用されている場合が多い。 では、どんな時に祝儀が発生するのだろうか。最も一般的に採…

近代麻雀2019年11月号

// 近代麻雀 先日、近代麻雀11月号が発売された。表紙で目を引くのはやはり闇麻のマミヤ。主人公の闘牌はいつ始まるのか。今回の付録は魚谷侑未プロの「麻雀が強くなるための心と技術」小冊子である。 役牌アタック さて、毎回非常に役に立つのがZERO氏の戦…

「フリー麻雀で食う超実践打法」の感想

さて、最近雀荘でのリーチ判断や鳴き判断などに迷うことが多くなった。「迷える」ようになったことも成長の内と信じたいが、迷った時の基準となる本が欲しい......。そう思い、「純黒ピン東メンバーが教える フリー麻雀で食う超実践打法」という本を購入した…

配牌役満!?麻雀中の奇跡

1時間ほど打った時であった。浮き沈みは-40点くらいで、まあ勝ってはないがそれほど負けてもいない、という具合だった。下家から15点くらいの染め手をアガり、迎えた親番。配牌をあけてみると、信じられない手であった。しかもカラスである。

雀荘でのマナ悪おじさんたち

スーパー強打おじさん わかりやすいマナー違反といえば「強打」、スパーンと牌を卓上に叩きつける。やってる本人は気持ちがいいかもしれないが、同卓した人からすると威圧されているようでいごこ居心地の悪いことこの上無い。自分もたまに意図せずして強打に…

ついに天鳳で東天紅!!

そんな時、天鳳のwindous版で東天紅が打てるという情報が飛び込んできた。まさか天鳳で東天紅を打てる日がくるとは......!公式ブログ(http://blog.tenhou.net/)でルールを確認してみた。

あるある?フリー麻雀での失敗談

そしてとある日、上家がリーチ平和をツモり上げ、裏が一枚で1300-2600の一枚オールとなった。その時、自分のカゴの中にはカードが数枚と大チップが一枚。小チップと大チップの両方があれば、大きさで簡単に判別できるのだが、当時その雀荘には通い始めたばか…

「ロスト失踪者たち」を読んだ感想

漫画の内容だが、家族を捨てすべてを失った男が雀荘のメンバーとなり生きてゆく、というストーリーだ。題名通り、「失踪者」の流れ着く先としての雀荘が物語の中心となる。読んだ感想としては、その「リアルさ」があげられる。 一般に麻雀漫画といえば派手な…

故意のチョンボは戦術として成立するか?

個人的にはやはり故意のチョンボはよいとは言えない。認めてしまえば、麻雀というゲームの最高打点が満貫ということになりかねないからだ。しかしながら、先述した通りこの意見は個人的な「ライン」に基づくものであり、絶対的正しさを持つものではない。故…

麻雀漫画「MJM」

まずこの「MJM」を読んだ感想であるが、非常に面白かった。「MJM」は、学生や雀ゴロ、クラブのママなどが主人公のオムニバス形式の漫画であり、時代背景も昭和や現代、未来と多岐にわたる。

近代麻雀2019年10月号

// 近代麻雀 近代麻雀の最新号である10月号が発売されたということで、早速コンビニに足を運んで購入してみた。楽しみにしている人もいると思うので、さわりの部分だけを感想と共に紹介しようと思う。

日本と何が違う?外国の麻雀について

// 降雨 つい数日前まで猛暑に呻いていたが、続く雨のおかげか気温がかなり下がった。今週のお題は「残暑を乗り切る」とある。このまま雨が定期的に降ってくれれば、乗り超えるべき残暑が消え失せて楽なのだが......。 外国の麻雀 自分の好きな漫画の一つに…

麻雀はサイコパスのゲーム!?

// 猛暑 毎日がすさまじく暑い。クーラーなしでは生活すらままならない。サークルでたまにテニスをしに行くのだが、あまりに暑くて30分に一度は休憩をはさむ、試合などやってられない。こんな日は室内での遊戯に限ると貸雀卓屋へ赴くのだ。 しばらく記事を更…

麻雀の点数計算はまず4つだけ覚えればよい!

点数計算を覚えるにはまず早見表を覚える必要があるが、文字通り全部覚えるのはまず無理である。しかも、覚えたところで人生でそう何度も使わないような点数も多くある(満貫未満の90符ツモなどしたことがない)。細かいところを覚える前に、子なら門前で130…

麻雀における差し込みについて

さて、この動画でポイントとなるのはもちろん「差し込み」である。この場面で差し込みが必要そうなのは、(外野にとっては)分かりやすい。役満をアガられた時点で、大きく離れたトップ目ができてしまうからである。大きく馬身を離されるくらいなら、数千点…

麻雀AIとは

先日、天鳳を打っていると「ⓝSuphx」というIDの方と同卓した。なんとなく聞いたことのある名前だったので後に検索すると、麻雀AIであった。なんとこのAI、特上卓で10段まで行った実力のある強いAIである。すでに一般の人間よりは強い麻雀AIについて調べてみ…

「麻雀の失敗学」を読んだ感想

// 息抜き 煩雑な課題の合間をぬって天鳳を打つ。が、最近ラス引きが続く。10半荘打ってラスが5回……息抜きのはずが、確実に胃を痛めてくる。現在5段なので5ラスは‐525ポイント分、怖いので右上のポイント表示は見ないようにしている。 麻雀の失敗学 さて、最…

天鳳を打つ

// 日々 梅雨の時期が本格的に到来し、洗濯物は永遠に乾かない。生乾きのシャツを着て大学へ向かうと、なんだか体が重いような気がする。おそらく水気のせいだけではない。 前回の熊野寮の大会では、惜しくも決勝卓にあがることは叶わなかった。しかし、見知…

熊野寮麻雀大会「雀皇戦」

// 宣伝 明日6月17日の月曜日に、京都の学生寮「熊野寮」にて麻雀大会「雀皇戦」が行われる。 kumanoryo-pamphlet-2019.netlify.com 熊野寮は1965年4月13日に設立された京都大学の学生自治寮であり、京都大学の学籍を持つものであればだれでも入寮資格がある…

おすすめする麻雀アプリ「MJモバイル」と「天鳳」

日常 久しぶりに割れ目麻雀を打った。割れ目麻雀とは、山が開門した人の点数の収受が倍になる麻雀で、ドラも最初から二つあるため相当高打点の麻雀となる。早い話、割れ目状態の親に18000点を振り込むと、36000点を取られトぶ。熱中して打っていると、たまに…

コミュニケーションとしての麻雀

日々 天鳳で久しぶりに役満をアガッた。堂々たる四暗刻ツモである。1位を取った勢いで連戦、ラスに転落。収支マイナスではないか。ラスが大損をするシステムのうらめしさよ。 今回は、麻雀と交友関係について書こうと思う。麻雀を打つ、もしくは打てることに…