東天紅ルール
東天紅のルール
以前書いた東天紅のルールを載せておく。雀荘のルールや他の場所で打っているルールと少し違うところがあるかもしれないが(先付けなど)、いかんせんローカルルールが多いためご容赦願いたい。
・符は考慮せず一飜を一点とする
・クイタンなし後付けなし
・チョンボは10点オール
・門前が一点、親も一点、鳴いても門前でも場ゾロのバンバンとして二点が付く
・抜きドラは北と一萬と九萬(国士無双など、それが必要な役満以外は強制で抜く)
・1枚も抜きドラが無いのをカラスといい、(役では無い)門前なら20点、鳴いていても10点が加算される
・フリテン立直は不可能(立直せずツモればOK)また、立直時に点棒は出さない
・常に東場、上がったものが親となる。n本番はn点
・五筒、五索は赤黒の区別なくドラ
・役満は50点、そこにバンバンや親、ドラなどを追加可能(例、親で抜きドラ二枚白がドラの一鳴き大三元なら、役満50点親1点ドラ5点バンバン2点で58点)
・ロンだとその人から、ツモだと両脇から同点ずつ
・ガリを抜く動作は空気、つまり一発などは継続する
・同じガリを4枚抜くと、4点加算、ガリを12枚全て抜くと役満
・流し満貫は役満扱い
......が大体のルールである。
練習
大まかなルールが分かったところで少し練習してみよう。
①
子のゼロ本場、リーチして3巡目でロンしたとしよう。表ドラ、裏ドラは乗っていないものとする。リーチ面前バンバンドラ3(5筒と北)で7点となる。5が全ドラなのは意外と忘れやすいから注意だ。
②
親の一本場、表ドラは無く、5筒をツモッた。このとき、親の一本場バンバンダブ東ドラ4で10点オールとなる。当然だが、副露すると門前は付かない。流れでつい加えてしまいそうになるのでこれも注意だ。
普通の三麻よりもハイスピードで、かつ半荘という単位に縛られることもない。点数計算も明快で、ツモリ損などという概念は存在しない。あらゆる場合において「ツモリ得」である。したがって牌効率に従い、まっすぐに手を伸ばしていく楽しさが生まれる。まだ打ったことのない人は、このルールを参考にぜひとも体験してほしい。