大学生麻雀雑記

麻雀好きな大学生が色々と書いていきます

東天紅という三麻は最高

近況

 基本的にいつもはノーマルな四麻を打つのだが、最近、東天紅という名前の三麻にはまっている。

東天紅とは?

 簡単に言えば、普通の三麻の飜数をそのまま点数にして計算する特殊な三麻だ。ならではのルールとして、

・北に加えて一萬、九萬もガリ(=抜きドラ)

・五筒、五索は赤黒の区別なくすべてドラ

・アガれば無条件で場ゾロのバンバンとして2点がつく

・一枚もガリがない状態をカラスと言い門前なら20点、鳴いていても10点

役満はなんと50点

……などがある。

 

なんとなくわかると思うが、抜きドラの種類が多く、またドラや加点が多いため、非常にスピーディーで打点の高い麻雀となっている。「運ばかりの麻雀では」と思われるかもしれないが、牌の種類が少ないため牌理がとても重要となる。

 どういうことかというと、三人とも聴牌する速度が非常にはやいため、受け入れ枚数や期待値などを考えて打たなければ一巡、二巡遅れしてしまうことは必須で、ジワジワと負けてしまうのだ。

ならではの楽しさ

また、この三麻ならではのルールがもう一つある。それはツモれば倍額もらえるということだ。

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 例えば親が上のような手牌でリーチをかけ、3巡後に誰かから右端の五索をロンしたとしよう。ドラ表示牌は一筒で、ガリは3枚。

 まず親(1点)のリーチ(1点)門前(1点)バンバン(2点)、平和(1点)一盃口(1点)、ドラ7(二筒と五索とガリ)(7点)で12点。

 これがツモだと、ツモの1点を加えて13点となり、両脇から13点ずつもらえるため実収入は26点となる。

 つまり、ロンされようがツモられようが取られる点数は変わらず、オリる必要がほとんど無い。したがって、通常の麻雀でもある「失点を防ぐには加点」という思考がかなり濃くなるわけである。オリる突っ張るの駆け引きも楽しいが、純粋に牌理だけを考えて打てるのも非常に楽しいものである。