麻雀における差し込みについて
天鳳を打つ
日々
梅雨の時期が本格的に到来し、洗濯物は永遠に乾かない。生乾きのシャツを着て大学へ向かうと、なんだか体が重いような気がする。おそらく水気のせいだけではない。
前回の熊野寮の大会では、惜しくも決勝卓にあがることは叶わなかった。しかし、見知らぬ色々な人と卓を囲めたことは幸せであった。たまたま天鳳の鳳凰卓で戦っている人と同卓し、あやうく弟子入りを申し込みそうになった。
天鳳での昇段
さて、久しぶりの更新である、というのも課題に忙殺され、まとまった文章を書く余力が残っていなかったからである。そんなものがあるなら残っているレポートを早く仕上げろ。それでも、かすかに残った麻雀欲を頼りに、細々と天鳳を打つ生活を送っていたところ、先日ようやく5段に昇段した。
続きを読む熊野寮麻雀大会「雀皇戦」
宣伝
明日6月17日の月曜日に、京都の学生寮「熊野寮」にて麻雀大会「雀皇戦」が行われる。
kumanoryo-pamphlet-2019.netlify.com
熊野寮は1965年4月13日に設立された京都大学の学生自治寮であり、京都大学の学籍を持つものであればだれでも入寮資格がある。自分も何度か、寮生の立ち合いのもと遊びに行ったことがあるのだが、非常に楽しい、歴史を感じる空間であった。
さてこの麻雀大会、寮外生でも参加できる。今回の優勝賞品は「ドローン」であるようだ。下記の動画、オチがとても好みである。
これが京都大学熊野寮の麻雀だ!
— 京大熊野寮文化部【公式】 (@kmnbunkabu) June 16, 2019
6/17の麻雀大会の優勝賞品はドローンです!これがあれば君もNo.1雀士!寮外の方も是非来てください!! pic.twitter.com/jNg3j4cRhJ
「京大最強の雀士を決める闘い」と銘打たれたこの大会、参加もしくは観戦する価値は十分にあるだろう。自分は寮外生であるが、こういうイベントには目がないため、是が非でも参加する。ドローン獲得を狙いたい。
(参考 京都大学熊野寮 - 熊野寮)
おすすめする麻雀アプリ「MJモバイル」と「天鳳」
日常
久しぶりに割れ目麻雀を打った。割れ目麻雀とは、山が開門した人の点数の収受が倍になる麻雀で、ドラも最初から二つあるため相当高打点の麻雀となる。早い話、割れ目状態の親に18000点を振り込むと、36000点を取られトぶ。熱中して打っていると、たまに誰が割れ目状態であったか忘れることがある。親の自分が割れているとき、相手がそれと忘れて満貫を振ってくれた時は非常にありがたかった。24000点である。
麻雀アプリ
アプリでの麻雀
実際に牌を使うよりも気軽に麻雀が打ちたいとき、便利なのが麻雀アプリだ。スマートフォンさえ持っていれば、いつでもどこでも麻雀が打てる。麻雀初心者も、最初はアプリなどで打ちながらルールを覚えることをお勧めする。
続きを読むコミュニケーションとしての麻雀
日々
天鳳で久しぶりに役満をアガッた。堂々たる四暗刻ツモである。1位を取った勢いで連戦、ラスに転落。収支マイナスではないか。ラスが大損をするシステムのうらめしさよ。
今回は、麻雀と交友関係について書こうと思う。麻雀を打つ、もしくは打てることによってどんなことが起きるのであろうか。
麻雀と交友関係
麻雀と友人
まず、麻雀が打てる方が圧倒的に交友関係が広がる・深まるということが言える。
麻雀とは、四人ないし三人で打つものである。数人が数時間を共に過ごすことになり、必然的に会話が生まれる。しかし、いくら友人と言えど、2~3時間も一緒に座っていれば会話のネタもつきてくるものだ。が、心配無用。話す内容ならばまさに目の前にあるではないか。カンドラがもろ乗りしたことに騒いだり、リーチに安牌がないなどと嘆いたりすれば、場の楽しさを全員で共有できる。
また、麻雀には前述したとおり、面子をそろえる必要がある。四麻を打ちたいのに三人しかいないことなど何度あったか。そんな時、友達が別の友達を呼んでくれることがある。麻雀を打つのに、知らない人だからとそんなに気張ることもない。話す内容が無い?目の前にあるではないか。赤の他人も半荘打てば麻雀仲間、次のセットに向こうから呼んでくれる時さえある。
つまり、麻雀とは3~4人という程良い人数で、会話のネタが用意された、区切りがはっきりしている優れたボードゲームなのである。
雀荘での交流
上記のことは、雀荘でも言える。フリーで打ちに行けば、馴染みのメンバー以外は皆初対面である。そこにはいろんな年齢、職業の人がいる。出会った例を挙げてみると、同じ大学生、フリーター、隠居したおじいさん、大学講師、劇団員、若いサラリーマン、バーのマスタ―など、他にも様々な人たちがいた。
特に面白かったのが若いサラリーマンと打った時である。半年ほど前、友人と打ちに行った際、卓を囲んだのが自分たちとメンバー、残る一人が彼であった。彼は「パチンコでかなりスッたから、これで取り返すねん」と言って笑っていた。負けるフラグのようなセリフを述べた彼だったが、存外調子がよく、チップをかき集めていく。自分たちもも抵抗したのだが一歩及ばず、そこまでひどくはないが負けてしまった。(メンバーさんはもっと悲惨であった。)
さて頃合いとラス半コールを掛ける。近くのコンビニで友人とあの場面ではあーだこーだと討論していると、さっきの彼と出くわした。そこで彼から意外な提案「飲みに行かないか」と誘われた。面白そうだと彼の行きつけの居酒屋に付いていくことに。そこでお互いの身の上話や仕事(学業)の愚痴などを話し合った。その後なんと彼は飲みの代金を二人分支払ってくれたのである。なんとも粋な金の使い方、もう少し年齢を重ねて、大勝した日にはぜひ同じことをしてみたい。
このように、雀荘で卓を囲んだ人と思わぬ体験をすることもある。
現在の麻雀の地位
などと麻雀を打てることによる交友関係への素晴らしい寄与について書いたが、麻雀人口は残念ながら減ってきている。昭和時代には戦後麻雀ブームが数度到来しており、大学生の趣味も麻雀やスキーが主流であった。しかしその人気は今や鳴りを潜め、麻雀のルールを知らない人が7割を超えるという悲しい統計まで出ている。
知らない派の意見を見るに、麻雀のイメージが悪いのがルールを覚えようとしない理由の一つであるようだ。
これからの麻雀
現在では禁煙雀荘やノーレート雀荘の件数も増え、麻雀のいわゆる「ダーティー」なイメージを払拭し、「クリーン」なゲームにしようという動きが盛んである。また「日本プロ麻雀連盟」などプロ団体も組織され、種々のルールが統一されたゲームとして世に広めようという運動もある。
自分は単純に麻雀を打つことが好きである。個人的には、頭脳戦として「e-sports」レベルで世に認知されてほしい。
「麻雀はルールが複雑だから......」「なんとなくイメージ悪いし......」などと思っている方はは一度、ゲームなどで麻雀に触れてみるのはどうだろうか。麻雀を打つことにより得るメリットはいくつもある。一つが先に述べたように交友関係が広まる・深まるということである。
麻雀とは、コミュニケーションツールでもあるのだ。
(参考 http://www.f.waseda.jp/yujiyamagu/database/history/history.htm)